タキシード・ミラージュは、美少女戦士セーラームーン・シリーズの第3期・セーラームーンSのエンディング曲(ED)です。
このページでは、セーラームーン・シリーズでも特に人気の高い「タキシード・ミラージュ」について、詳しくご紹介します!(私は「乙女のポリシー」と並んでいちばん好きな曲です―♡)
タキシード・ミラージュってどんな曲?楽曲の魅力について
タキシード・ミラージュは、セーラームーンSのエンディングとして流れてくる曲です。
その歌詞では、プリンセス・セレニティ(セーラームーン)の、キング・エンディミオン(タキシード仮面)への深い愛情が描かれています。
そんな、タキシード・ミラージュの最大の魅力は、心が切なくなるような美しいメロディにあります。
変イ長調のどこか悲しげなメロディが、戦いという宿命を背負ったプリンセス・セレニティとエンディミオンの愛に、この上なくマッチしています。
私もかれこれ20年以上聴き続けていますが、何千回・何万回と聴き続けても飽きることがありません。
また、エンディングのアニメーションがとても魅力的です。
情景は、三日月の見える窓辺に置かれた、プリンセス・セレニティ(セーラームーン)のオルゴール・・・
そのオルゴールは、曲の始めから終盤まで、プリンセス・セレニティをのせて回り続けます。
そして、窓の外に映像が現れますが、そこにはセーラー戦士たちやタキシード仮面などの仲間たちの姿が・・・
そして、仲間たちのムービーが終わると、三日月の光がセレニティのオルゴールを照らし、最後にはエンディミオン(タキシード仮面)がセレニティに寄り添うように姿を現します。
楽曲にとてもマッチした神秘的な雰囲気のムービーで、はかなくも切ない気持ちになります。
タキシード・ミラージュを作詞したのは原作者の武内直子さん
タキシード・ミラージュの歌詞は、たとえば「三日月のシャーレに 星のピアス外して」「夜ふけのマント 広げれば虹色」など、独特ながらもセーラームーンの世界観に本当によくマッチしています。
それもそのはず、タキシード・ミラージュの作詞は、なんとあのセーラームーンの作者・武内直子さんなのです。
作者自身が作詞しているからこそ、作品の世界観にこれ以上ないくらいにマッチしているのですね!
セーラームーンのタキシード仮面への深い愛情が伝わってくるような切ない歌詞を、ぜひ堪能してみてください。
歌っている三石琴乃・富沢美智恵・久川綾・篠原恵美・深見梨加さんは内部太陽系戦士の声優さん
タキシード・ミラージュを歌っているのは、三石琴乃・富沢美智恵・久川綾・篠原恵美・深見梨加さんの5人です。
実は歌手の5人は、内部太陽系戦士(セーラームーン・セーラーマーキュリー・セーラーマーズ・セーラージュピター・セーラーヴィーナス)の声優さんたちなんです。
それぞれの方が担当する声は、以下の通りです。
三石琴乃:セーラームーン/月野うさぎ
久川綾:セーラーマーキュリー/水野亜美
富沢美智恵:セーラーマーズ/火野レイ
篠原恵美:セーラージュピター/木野まこと
深見梨加:セーラーヴィーナス/愛野美奈子
5人で合唱のように歌い上げる盛り上がる部分もあれば、「もっともっと愛してる」の部分はセーラームーンがソロで歌う部分もあり、パート分けに着目してみると、また見えてくるものがあっておもしろいですよ。
作曲者の小坂明子さんってどんな人?
続いては、タキシード・ミラージュの作曲者の小坂明子さんについてです。
小坂明子さんは、シンガーソングライターからピアニスト、作曲家、作詞家までこなす、マルチな音楽家の方です。
歌などでも活躍してきた方ですが、セーラームーン・シリーズを語る上でも欠かすことのできない人物です。
まず、小坂明子さんは、初期の頃の「ミュージカル 美少女戦士セーラームーン」で、たくさんの楽曲を生み出しています。
アニメでも、タキシード・ミラージュだけでなく、Moon Revengeの生みの親でもあります。
いったいどうやったらこんな素敵な和音とメロディを生み出すことができるのでしょうか・・・
人気投票でも常に上位の曲
セーラームーン・シリーズでは、アニメや激情版など、数多くの楽曲が生み出されてきました。
タキシード・ミラージュは、そんなセーラームーン・シリーズの楽曲の中でも、特に人気度の高い曲です。
人気投票でも常に上位をキープしています。
たとえば、2021年のねとらぼの調査では、「ムーンライト伝説」、「乙女のポリシー」という最強の名曲たちに続いて、第3位を獲得しています。
2020年のNHKの投票でも第4位を獲得しており、根強い人気を誇っていることがわかります。
様々な形式でカバー・演奏されている人気の曲
そんな根強い人気を誇るタキシード・ミラージュですが、ピアノやオーケストラなど、様々な形でカバーされているので、それらの一部をご紹介いたします。
歌
まずは、歌によるカバーです。タキシード・ミラージュは、なんとあのももいろクローバーZによってカバーされています。
実は、ももいろクローバーZは、セーラームーンのリメイク版である「美少女戦士セーラームーンCrystal」の主題歌を歌うなど、セーラームーンととても関係性が深いグループなのです。
その他、あの名曲「乙女のポリシー」(セーラームーンRのED)の歌手である石田燿子さんも、タキシード・ミラージュを素敵にカバーしています。
石田燿子さんのすごいところは、セーラームーン・シリーズのどの楽曲を歌わせても、ものすごくしっくりくるところです。
ピアノ
タキシード・ミラージュは、ピアノでもたくさん演奏されています。
何を隠そう、私もタキシード・ミラージュをピアノで演奏してみたので、ぜひ聴いてみてください♡
その他、タキシード・ミラージュの作曲者である小坂明子さんも、ピアノ演奏を披露しています。
こちらは、作曲者の演奏だけあって、素敵な和声感の広がりを感じることができます。
オーケストラ
タキシード・ミラージュには、オーケストラによる演奏バージョンもあります。
実は、セーラームーン・シリーズの楽曲を扱ったオーケストラ・コンサートが過去に何度か開催されたことがあるのですが、本当に素敵に演奏されています。
YouTubeにも、東京フィルハーモニー交響楽団のオーケストラ演奏がアップロードされているので、ぜひ聴いてみてください。
オルゴール
タキシード・ミラージュは、その素敵な旋律から、オルゴールとしても商品化されています。
アニメのEDのシーンをそのままに再現したような切ないデザインに仕上がっています。
私もいつか手に入れたいと思っていますが、現在は中古でも40,000円以上くらいが相場になっています・・・。
また、セーラームーンの楽曲をオルゴール版として収録した、「美少女戦士セーラームーンスーパーズ―オルゴール・ファンタジア」というCDアルバムにも、タキシード・ミラージュのオルゴール・バージョンが収録されています。
タキシード・ミラージュの楽曲分析(調・楽曲形式 等)
また、タキシード・ミラージュを楽器等で演奏したい方のために、タキシード・ミラージュの簡単な楽曲分析についても記載しておきます。
まず、タキシード・ミラージュの調は、変イ長調です。そのため、フラットが4つ(シ・ミ・ラ・レ)につきます。
続いて、楽曲形式は以下のようなポピュラー楽曲によくある構成になっています。
イントロ
1番)Aメロ→Bメロ→サビ
間奏
2番)Aメロ→Bメロ→サビ
大サビ
後奏
全体的にしっとりした切ない雰囲気の曲調を尊重しつつ、愛情を歌うような強い部分と切なさを歌うようなはかない部分を上手に弾き分けると、聴いていて心地よい演奏することができます。
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